ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
今日の奉仕活動
ロータリアンは、暴力、薬物濫用、青少年問題、エイズ問題、飢餓、環境、及び識字能力の向上と云った、今日の社会が直面している最も重要な課題の多くを取り上げた社会奉仕プロジェクトを率先して実施しています。
ロータリアンは、青少年が今日直面している挑戦を取り上げ、彼らと協力してそれらの問題に取り組んでいます。
ロータリーが提唱するインターアクト・クラブ(中学生・高校生対象)、ロータリー青少年指導者養成プログラムへの参加を通じ、世界中の若者たちが指導能力を開発し、社会奉仕活動の重要性を学んでいます。
ロータリーの青少年交換活動は、高校生たちに世界的な視野を身に付け、国際的な友情を築く機会を提供しています。
ロータリアンは、安全な地域社会を築き、平和のために尽力してきた実績をもっています。都会における暴力犯罪が目立ってきた世界中の多くの都市において、ロータリーは、社会の不安を取り除くのに役立つ地域社会を基盤とした連絡網をもっています。
ロータリーが提唱する暴力防止プロジェクトや会議においてロータリーは、薬物濫用、貧困、模範となる人物の欠如、及びギャング活動と云った暴力犯罪の根本的な原因を取り除くことにつとめています。
国際ロータリーのロータリー財団は、ロータリアンが世界理解と平和のために奉仕する機会を提供しています。そして財団を通じ、ロータリアンは国際的な教育および人道的プログラムを提唱しています。
ポリオ・プラスは、西暦2005 年までにポリオを地上から撲滅するというロータリーの誓約です。
ポリオとの闘いにおけるロータリーと協力団体の努力により、1985年以来、世界中において10億以上の子供たちが免疫付与を受けるに至りました。
ポリオが開始された1985年には85カ国でしたが、1996年には154カ国がポリオの発生がないことを報告しております。
西暦2005年までに、ロータリアンは有害な伝染病を撲滅するために5億ドルを寄付することになります。同様に重要なことは、社会の動員、ワクチンの輸送、 及び免疫付与活動のために国際ロータリーが非常に大勢のボランティアを動員したことです。
ロータリーの国際的な連絡網は、援助を必要とする人々に資財源を提供できる他の国のロータリアンを結び付けるのに役立っています。財団の人道的プログラムは、特に開発途上国において、保健衛生とそれに伴う供給品、清浄な水、食糧、職業研修、及び教育を提供しています。
ロータリー財団の教育プログラムには、世界で最も大規模な、民間の資金による国際的な奨学金制度である国際親善奨学金が含まれます。海外留学のために、毎年、およそ 1,300 口の奨学金を授与されています。また、開発途上国において奉仕する大学教員および専門職務に携わる人々の交換活動のための補助金も授与しております。